みなさん、昨日NHK総合チャンネルで『ジブリ 創作のヒミツ 宮崎駿と新人監督 葛藤の400日』という番組が放送されたんですが、ご覧になりました? ジブリファンには非常に興味深い内容です。 

ジブリ=宮崎駿。宮崎さんはジブリそのものといっても過言ではないくらい、脚本から絵コンテ作成、そして監督までを務め上げるアニメーションの鬼才。現在69歳になる彼は、以前から自分に替わるジブリ後継者の教育(発掘?)に前向きでした。
今までも幾度となく様々な監督と共に映画制作に取り組んできましたが、自身のこだわりゆえに、監督との衝突も少なくなかったそう。そんな宮崎さんが今回『借りぐらしのアリエッティー』制作の際に誓ったこと、それは「絶対、介入はしない」ことでした。(実際、アリエッティーの絵コンテを確認したのも最後だったとか。)

一方、新人監督、米林宏昌(通称:麻呂)さんはジブリの中でも、右に出るものはいない(宮崎さんは別?)といえるほどのアニメーター。『千と千尋の神隠し』では千尋の両親が我を忘れて料理を食べ続けるシーン、『崖の上のポニョ』ではポニョが初めて人間界へ飛び出していくシーンなど、物語の要となるシーンを担当してきました。

そんな彼が、いきなり“監督”として抜擢されたのですが、当の本人は最初は乗り気ではなかったようです。だって、アニメーターの才能と監督の素質って全く違いますもんね。宮崎さんにとっても、鈴木プロデューサーにとっても非常に大きな賭けだったようです。

しかし、ここはさすが敏腕アニメーター。麻呂監督は脚本の中のたった一行を読んだだけで、シーン構成、キャラクターの表情、動きなどが頭の中にどんどんと湧いてくるようです。もちろん、シーンの強弱のつけ方、クライマックスへの導き方はお手の物。後は、細部にこだわるアニメーターとしてのプライドは妥協せず、どれだけ製作スタッフと協力し合い、タイトなスケジュールを守り抜けるか。

さあ、ジブリから新たな監督が誕生するのでしょうか?

実は、この間ジブリスタジオを訪れてみたんです。(ストーカーではありません。ただのファンです。)

東小金井駅より徒歩5分、静かな住宅街にジブリスタジオはありました。もちろん一般公開はされていないので、歩道から眺めただけですが、鈴木プロデユーサーのMINI Cooper や一階にあるBAR(カウンターの柱には魔女の宅急便に登場するジジの壁掛けも)を見ることができ大満足。近くには山小屋風の二馬力事務所やジブリ社員専用の託児所もあり、住宅街の一画が不思議とジブリ世界を醸し出していました。

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鈴木プロデューサーのMINIがまぶしい。
もちろん、関係者以外は立ち入り禁止です。

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花と緑が生い茂る第二スタジオ。まるで秘密の花園?

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ジブリ社員専用の託児所『三匹の熊の家』の看板。
福利厚生が充実していることで知られているジブリですが、ここまでとは!!
隣には『三匹の熊の庭』という場所もあり、子供たちは自然の中で遊べます。
こんなステキな場所で育ったら、きっと想像力が豊かな子供になりそうですね。

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