私はムツゴロウさんでもないし、蟲愛ずる姫君でもありません。
ただ、地球上に生きる一人の人間として、他の生物と環境を共有している一固体として、ドキュメンタリー『ライフ』を観てきました。

生きること、それは
食べること
生活すること
愛すること
家族を作ること
子孫を残すこと……

地球上に存在する動物や植物、虫たちはそれぞれ独特な生き方を貫いています。

出産という一生に一度の大きな仕事を終えて死に絶えていく生物。
知恵を発達させ、驚くような進化を遂げた哺乳類。
生き延びるために過酷な生活環境を選んだ動物。
人間には成しえない技を持った爬虫類。

一見、人間とはかけ離れた生活をしている生物。しかし、彼らの生活に垣間見れる「生きる」為の行為は、人間たちとのそれと変わらないのですね。

縄張り争いをして必死に家族を守る力強さや、結婚相手を勝ち取るために戦いに挑む勇敢な姿。極寒の環境から子どもを守る優しさや、最愛のパートナーを見つけたときの喜び。体の大きさも食べるものも呼吸方法も違うれど、お互い生きる意味を分かり合え、共感できる。

二足歩行を経て脳を発達させた私達は、他の生き物とは一線を引き、生物のピラミッドの頂点に立っています。「人間」として生活し、豊かな社会のためならと、環境破壊や汚染を繰り返してきました。人間社会で暮らしていると、人間界の外の世界のことを忘れがちになります。しかし、少しだけ視野を広げてみてほしいのです。地球には、一生懸命生きている美しい生命が溢れているから。

率直でありのままに生きようとする命。その姿は私達人間に、生きる意味を教えてくれます。

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