原題邦題

皆さんは映画やDVDをどのようにして選びますか?
ジャンル?ストーリー?俳優や監督?それともタイトル?

せっかくお金を払ってみるのだから、自分好みの映画を見たいですよね?私はタイトルをチェックしてから、あらすじをざっと確認しています。雑誌などに載っているレビューやレンタル店のポップなども読んでいます。

さて、ここで気を付けたいのが、洋画の日本語タイトル。実は映画によっては原題とまったく違った日本語タイトルがつけられていることもあるのです。もちろん、日本のお客様の好みに合わせ、あえて違ったタイトルをつけたのもありますが、残念ながら日本語タイトルのせいで、インパクトが無くなってしまったり、良い映画なのに人気がない映画も沢山あるのです。そこで、今日は原題と邦題の関係を探ってみました。

☆まったく違う邦題タイトルをつけて成功した映画☆

愛と青春の旅立ち(An Officer and a Gentleman 直訳:士官と紳士)
リチャード・ギア主演映画。海軍士官養成学校に入った男性の青春を描く。ラストシーンはあまりにも有名です。

氷の微笑(Basic Instinct 直訳:本能のままに)
1992年公開のサスペンス。シャロン・ストーン演じる妖艶な役が話題を呼びました。

天使にラブソングを(Sister Act 直訳:みせかけシスター)
ウーピー・ゴールドバーグ扮する前代未聞のシスターが面白い、ミュージカルコメディー。

めぐり逢えたら(Sleepless in Seattle 直役:眠れないシアトルの住人)
メグ・ライアンとトム・ハンクスが送る恋愛ドラマ。運命的な出会いをステキに描く。

最後の恋のはじめ方(Hitch 直訳:ヒッチ、引っかけ上手という意味もある?)
ヒッチ(ウィル・スミス)の仕事はもてない男をモテるように教育すること。そこへダサい男性からの依頼が、、、

☆邦題でインパクトがなくなった失敗例☆

幸せのきずな(Flash of Genius 直訳:天才のひらめき)
実話をもとにした映画。間欠ワイパーを発明したロバート・カーンズ教授が大手自動車企業を相手に起こした裁判を描いています。発明家としての意地と執念がひしひしと伝わってくる映画です。直訳でも良かったのに、と思ってしまう邦題ですよね。

ドリームズ・カム・トゥルー (Akeelah and the Bee 直訳:アキーラとスペルコンテスト)
英単語の綴りコンテストを目指し奮闘するアキーラのお話。コーチ役を演じたローレンス・フィッシュバーン(代表作はマトリックス)がとっても良いです。ハートウォーミングドラマ。
スペルコンテストを目指す生徒をSpelling bees と呼ぶことからこのようなタイトルが付けられました。

最高の人生の見つけ方(The Bucket List 直訳:棺おけリスト)
余命宣告を受けた大富豪のエドワード(ジャック・ニコルソン)と自動車整備士のカーター(モーガン・フリーマン)は偶然にも病室を共にしました。人生の終わりが見えつつある二人は死ぬまでにやりたいリストを一つ一つ叶えていきます。
二人が最後まで握り締め続け、ストーリーの要となっている「棺おけリスト」。直訳では印象が悪いかもしれませんが、何とかして残して欲しかった。

チョコレート(Monster’s Ball 直訳:モンスターの晩餐)
ハル・ベリー主演の映画。
タイトルを聞くとかわいらしい恋愛映画のような印象を受けますが、違うのです。これは、アメリカ社会に根強く残る人種偏見や家族の葛藤などを描いたシリアスドラマ。原題のMonster’s Ballとは「死刑の執行前に看守達が行う宴会を指す。」(ウィキペディアより)

みなさんがご覧になった映画の中にもうなずけるタイトルと?と思ってしまうタイトルがあるかもしれませんよ。

次回は日本語タイトルシリーズ化の罠といった内容で原題と邦題を分析してみます。
お楽しみに。

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