先日、2011年の映画興行収入などの映画関連データが日本映画製作者連盟から発表されました。
震災後の「自粛」ムードの影響が強かったせいか、やはり劇場で映画を鑑賞した人は減少気味。震災や津波の被害から閉鎖を余儀なくされた映画館もありました。

3.11後、メディアが流す大惨事のニュースに心を痛め、ネットに渦巻く膨大な情報に翻弄され、家族を守らなければという使命に必死になっていた私に安らぎを与えてくれたのは映画でした。しかもそれはテレビ東京の午後のロードショーで放送されていた『ビッグ』。トム・ハンクス主演のあの懐かしい映画です。目の前のことで精一杯だった私は、映画という非日常的な世界に触れたことで、視野が広がり、長い目で物事を考えられるようになりました。そして、不安に駆られるのではなく、ありふれた日常に感謝しようと思ったのでした(もちろんもしもの時の備えも必要ですが)。改めて、良い映画には魔法の力が宿っていると確認した瞬間でした。

近年は、3DやIMAXといった、映画を見せる技術だけが先行し、それに伴いチケット料金も上がってしまいました。これによって、映画は日常のものから特別なものに変わってしまったように思います。一般料金が1800円ってやっぱり高い… アメリカのように$7前後で見れるのなら手軽でいいのですが。

私の理想は、映画を日常に取り入れ、大衆の娯楽という位置づけにすること。それには、映画館の差別化、そして映画館の付加価値が必要だと思うのです。

例えば、映画館ロビーの充実。いつもごった返して座る場所もなく、今か今かと上映時間を待つだけなので、もっとリラックスできて映画情報を発信してくれる空間が欲しい。

そして、参加型イベントの企画。映画の醍醐味の一つは鑑賞後、誰かと感想を語り合うこと! 座談会やトークショーなどがあったら絶対参加します。

もちろん、メニューの充実も必要。日本映画にはおいしそうなゴハンが沢山登場するし、海外のラブコメ映画にはセンスの良いスイーツがいっぱい。コラボして限定メニューなど出してくれたら女性にとっては嬉しい~。

カップル限定、女性限定、親子限定上映会などもあっていいと思います。特に、親子限定などは、小さなお子さんがいる親でも他のお客さんに気兼ねしなくてすむので嬉しい。郊外にはママに優しい劇場(TOHOシネマズのママズクラブシアターやMOVIXのほっとママシネマなど)もあるのですが、首都圏内で是非。

映画を愛する一人として、皆さんにもっともっと映画を楽しんでいただけるよう、今年は自ら企画していきたいと思います。映画大使気取りで、まずは差別化が図りやすいミニシアターから攻めていこうかと。

映画館に対する要望、希望などありましたら是非コメント下さいな。

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