皆さん「プロポジション8」ってご存知ですか?
これは2008年11月にカリフォルニアで採択された法律で、「婚姻を異性間に限る」というもの。つまり、同姓間の結婚は認めないということ。

同性間結婚の問題はアメリカで(主にカリフォルニアで)長い間議論されていました。同性婚容認派は「プロポジション8」の合法化を受け、カリフォルニア州に対し訴訟を起こしています。

そして先日、カリフォルニア州の裁判官は、同性カップルの婚姻を認めないということは人権を否定することであり、違法であるという判決を下しました。この判決が同性婚の合法化に直結するかは分かりませんが、アメリカにいる多くの同性カップルにとっては輝かしい勝利となりました。

私が通っていた大学にはゲイやレズビアンが多かったせいか、同性婚の問題に対しては敏感になっています。セクシュアリティーのせいでイジメにあったり、偏見を持たれているという話を聞くと悲しくなります。日本ではアメリカほど声高に議論されてはいないのですが、人が幸せになるのを憲法が禁じる行為はあってはならないと思うのですが、皆さんはどう思いますか?

関心の高いテーマであるため、同性愛者を描いた映画は非常に多いのです。

『ボーイズ・ドント・クライ』
ヒラリー・スワンクが実在した性同一性障害をもつ女性を演じ、アカデミー主演女優賞を受賞した傑作。同性カップルに対する社会の偏見が辛らつに描かれています。

『ミルク』
自らゲイであることを公開した活動家ハーヴィー・ミルクの生涯を描いた作品。同性愛者だけでなく、黒人や下級労働者の市民権獲得や生活向上の為に活動したミルクは、次第に保守派から危険視されるようになります。ハーヴィー・ミルクの実際の映像が織り交ぜられ、当時の社風がストレートに伝わる作品です。

『ブロークバック・マウンテン』
季節労働者であるジャック(ジェイク・レギンホール)とイニス(ヒース・レジャー)の間に生まれる深い愛情を描いた作品。労働者&カウボーイという男らしさを求められる環境の中で苦しみながらも愛をはぐくむ二人を美男子が演じています。

『キッズ・オールライト』
カリフォルニアに住むレズビアンカップルが直面する子育てと家族の問題を扱った映画。腹違いの姉弟が精子ドナーに会いたいと言い出したことから始まるヒューマンドラマ。現代ならではのちょっと複雑な家族構成が引き起こすゴタゴタ劇を描いています。

『人生はビギナーズ』
75歳になる父親が突然ゲイ宣言。一変する父親の私生活と性生活は息子のオリヴァーを当惑させるも、愛を諦めないことを教えてくれます。マイク・ミルズ監督自身の経験をもとに描かれた映画です。

『Lの世界』
ロサンゼルスに住むレズピアンたちの人生を描いています。過激なためR-15指定で中学生以下は閲覧禁止とのこと。

『フィリップ、君を愛してる』
ジム・キャリー演じるスティーブンが刑務所で出会ったフィリップ(ユアン・マクレガー)に愛を伝えようと奮闘するラブ・コメディー。

アカデミー賞など様々な賞を受賞している映画が多く、どれも秀逸な作品ばかりです。
是非ご覧になってください。

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