毎月一日は映画の日。通常1800円する映画が1000円で鑑賞できるなんて!
このチャンスを見逃してはいけないと、昨日は娘を幼稚園にちょっと長めに預け、一人で映画鑑賞してきました♪

選んだのはロバート・レッドフォード監督の最新作『声をかくす人』です。

あらすじ
1865年、リンカーン大統領が暗殺されるという事件が起こりました。逮捕された共犯者の中にはメアリー・サラットという女性の姿が。無実を主張する彼女の弁護についたのは、元北軍大尉の新米弁護士、フレデリック・エイキン。はじめは南部出身の女性を弁護することに抵抗を感じるフレデリックですが、「彼女にも弁護される権利があるはずだ」と、弁護を引き受けることに。次第に、彼女は無実なのではないかと思い始めるフレデリック。しかし、南部人に報復しようとする国家の陰謀が彼の前に立ちはだかり…

南北戦争の直後という混沌とした時代の中で起きた、リンカーン大統領暗殺事件。「平和を維持する」という名目の為、政府は捕まった南部の者全員を処刑する意欲を露にしています。政府はメアリーを軍事裁判で裁き、証人を買収しウソの証言をさせるという姑息な手口も使います。法律を書き換えてまでも、メアリーを有罪とし、国民に見せつけたいのです。

この映画は実話が基になっていいます。1865年という遠い昔の話のようですが、サラット裁判のように、人権を無視し、法に背くような判定は現在でも行われているような気がしてなりません。実際、アメリカでは黒人と白人が同じ罪を犯した際に、黒人の方が厳しい判決を受けているというデータもありますし。法律の天秤に掛けられる際には、だれもが平等であってほしい。

メアリーを演じたのはロビン・ライト。『50歳の恋愛白書』では、惚れぼれするような熟女っぷりを披露してくれた彼女ですが、今作品では、頑なに口を閉ざし、苦悩する女性を体現していました。彼女の顔には長年の苦労が深深と刻まれていました(もちろんとっても美しいのですが)。

そして、メアリーを弁護する若き弁護士を演じるのはジェームズ・マカヴォイ。元大尉という役柄、ユニフォーム姿のシーンが多いのですが、これがまたカッコいい。『つぐない』でのユニフォーム姿も素敵ですが、こちらも負けず劣らずです。

権力の名の下、法律までも曲げてしまう政府。
どのような状況下いおいても、人権と平等のもと人を裁くべきだと訴える弁護士。
政治と法律の狭間で運命を待つメアリー。彼女の訴えは唯一つ「自分は無実である」ということ。

判決はいかに…

P.S.
『声をかくす人』は現在銀座テアトルシネマで上映されているのですが、実はこの映画館、2013年 5月末日にて閉館するそうです。浅草の映画館やシアターN渋谷など、最近は映画館閉館のニュースが多いです。動員数も減って売り上げが伸び悩んでいる上に、映画のデジタル化に伴い、閉館を余儀なくされている映画館が多いのだとか。

次回は、映画のデジタル化に関する記事をアップしますよ。お楽しみに♪

 

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