案の定、いいえ、期待以上に楽しめた『塔の上のラプンツェル』!今回は3Dで楽しんできました。
さてさて、映画のみどころは?まずはなんといっても映像の美しさに圧巻です。
これまでにも美しい映画をたくさん作り出してきたディズニーですが、毎回その技術レベルを上げていくところがすごい!

CGアニメーションで難しいといわれているのが水や雲、炎といった自然界の要素(ファインディング・ニモで見せてくれた水面の美しさはお墨付きです)、布地のように微妙な重さがあり外の環境によって常に動いているもの、そして何より髪の毛なんですって!ご存知の通り「ラプンツェル」はグリム童話の一つで、高い塔に閉じ込められている長い髪をした少女の話です。ディズニーなりのひねりと現代性を加えた『塔の上のラプンツェル』もやはり、髪の毛が見せどころといっても過言ではない。CGとは思えない、流れるように美しい髪は要チェックですよ。

そして忘れてはならないのが、光。ラプンツェルの髪が放つ黄金の輝きはもちろんですが、塔の中の明暗のギャップ、町全体をやさしく包み込む灯り。すべてが幻想的で素敵でした。

ちなみにPixarアニメーションスタジオでは、自身のブログを持っているアニメーターが多く、彼らのブログにはプライベートでのスケッチや未公開映画のコンセプトアートなど貴重な画像が満載なので是非覗いてみて下さい。

Chris Chua のブログ
Everett のブログ
Aaron Hartline のブログ
Austin Madison のブログ
PIXAR のブログ

もちろん、ストーリーもなかなか。グリム童話の要素を借りてきてはいいるけれど、ラプンツェルはまさに現代っ子そのものだし、ハンサムなフリン・ライダーの脱力感もいい(個人的にはエイドリアン・ブロディ的なあの手の顔は好みではないのですが)。ラプンツェルを18年間も塔に閉じ込めている母親の巧みな話術にはモンスターペアレンツ感が溢れていますよ~。最近は何もかもが母親目線になってきている私ですが、ラプンツェルの母親はまさに反面教師でした。

アニメーションは子どもだけのものじゃない。ディズニーやジブリのすばらしい映画を見ると必ずそう思ってしまいます。笑い、悲しみ、そして喜びがたっぷり詰まった映画です。ラプンツェルの長~い黄金の髪が放つ美しさと不思議な力に絡まれちゃってください。

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