メリル・ストリープ主演の『恋するベーカリー』をみました。

正直言うと、内容にはちょっとがっかり。夫の浮気とか、離婚とか、再婚とか、今の私にはよく分からない状況が多く、メリルにちっとも共感できない。

もちろん、主人公のジェーン(メリル)が離婚後感じていた孤独感や、子供を育て上げる大変さは分かります。でも、一度別れた夫とまた新たに関係を結ぶなんて…。ましてや浮気をされた夫と! うーん考えられない。
離婚してたからって、夫が子供の父親であることは間違いないことだし、子供の行事には夫にも参加してもらいたい。でも、前夫とはどれくらいの距離を保つのが良いの?友人?知り合い?それとも赤の他人?

離婚超大国と呼ばれるアメリカ。現在、2組に1組は離婚しているそう。アメリカに比べ日本の離婚率は低いようですが、家庭内離婚や熟年離婚などという言葉が浸透している今、離婚は身近な事なのかもしれませんね。現に私の両親も離婚していますし、夫の叔父は現在3人目の奥さんと暮らしています。夫は、叔父さんが結婚するたびに新しい従姉妹が増えていくため、もう名前と顔が一致しないともらしていました。

以前メリルが演じた『クレイマークレイマー』では、離婚への道のり、女性の自立、そして離婚が子供に与える影響などをシリアスに扱っていましたが、『恋するベーカリー』は離婚後の人生に焦点を当てた痛快コメディー。ストーリーのトーンの違いが、今日常茶飯事となっている離婚の現状を反映しているようですね。

さて、一つ気になるのが邦題のチョイス。原題はIt’s complicated(「複雑な関係」とでも言いましょうか)。ベーカリーを強調したのは『ジュリー&ジュリア』と繋げたかったから?
私だったら「セカンドチャンス」とか、「昨日の元夫は今日の恋人」、「別れた人との理想の関係」なんてつけるかも。

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