映画と同じくらいインテリアデザインが好きな私。映画を観る時はいつも素敵なインテリアをチェックしています。今回は、女性目線のリーガルドラマ『グッド・ワイフ』のヒロイン、アリシアのマンションをご紹介します。

洗練されて機能的、でも住み心地が良さそう。州検事の妻であるアリシアのコンサバなスタイルと、弁護士として新たなキャリアをスタートさせた都会的な生活感が混在する空間です。
ドラマの要はアリシアのワーク&ライフ。ライフの中心となるのがこのマンションです。ここはアリシアが唯一戦いモードの自分を脱ぎ捨てて母親となれる場所です。

〈リビングルーム〉
ざっと20畳ほどありそうなリビングルーム。膨大な書籍の量からはフロリック家がエリート一家であることが伺えます。インテリアを担当したベス・カシュニックがこだわったのは、一つ一つに歴史や思い入れがありそうな家具の選定だそう。受け継いだり、時間をかけて見つけた家具という想定です。アリシアの基盤はあくまで家族であることを強調しているのでしょう。

涼しげなブルーグレーの壁は、オフィスの赤い壁と対照的です。オフィスの戦闘モードと家でのリラックスモードは壁の色にまで見事に反映されています。

〈キッチン〉
モダンで機能的なアイランド型キッチン。注目したいのは窓の前に作ったオープンシェルフです。光を遮らずに収納ができる画期的なアイディアだと思いませんか? オーブン、レンジ、食器洗い機などはすべてステンレススチールで統一されています。広々としたキッチンはキャストの出入りも多く、シーン登場率が高い場所です。

アイランドの奥にあるのは小さなデスクスペース。よく見るとポストカードやレシート、携帯などが無造作に置かれていて生活感を醸し出しています。キャストが登場人物になりきれるような空間を提供できるよう、セットデザイナーは細部にまで気を使います。

〈寝室〉
やさしいブルーグレーの壁紙が落ち着ける空間作りに役立っています。セックススキャンダルで逮捕された夫と一緒に使っていたキングサイズのベッドを今もそのまま使用。これはアリシアがまだ夫を信じているという表れでしょうか……

〈アリシアの化粧台〉
近年、映画やテレビで鏡張りの化粧台をよく見ます(SATCのキャリーもそう)。化粧台は家具ではなく、ジュエリーとして扱われているのでしょうか。隣にあるのはクローゼットです。サイズや収納されている小物からは働く女性のリアルさが伝わってきます。

『グッド・ワイフ』の人気の秘密は、巧みなストーリー展開、キャストの素晴らしい演技力、派手さは無いけど洗練されたビジネスファッションと言いたいところですが、人気の土台は、これらすべてをサポートしているこだわりのインテリアだと思いませんか?

写真は以下のサイトからリンクさせていただきました。
Designer Dad
Cinema Style

 

 

 

 

 

Comments are closed.