セックス・フレンド、略してセフレと呼ばれる関係って皆さんどう思いますか? 嘘も喧嘩もジェラシーもない、したい時にHする体だけの関係。これって、スポーツとかマッサージ的な関係なのかしら? そういえば、昔からセックスと恋愛は違うなんて言う男性は多かったような気がしますが… そんなセフレのリアルな現実を描いたのが、『抱きたいカンケイ』です。

映画の見どころの一つは、ちょっと意外なキャスティング。シリアス系映画の出演が多いナタリー・ポートマンが、ラブコメ王子とも言えるアシュトン・カッチャーと共演しているのです。予想外のキャスティングに始めは不安を抱いていたのですが、さすが演技派女優のナタリー。彼女が演じる主人公エマは、恋愛にドライで、ちょっと不器用で、サバサバしているところがとってもステキ~。アシュトン演じるアダムは、ハンサムで、一生懸命で、ちょっと良い人すぎる男の子。この二人ってばびっくりするほど相性がいい。

そしてもう一つ注目したいのは、下品過ぎないHトークと超リアルな恋愛トーク。まじめで頭の良いイメージが強いナタリーの口から出る下ネタや、体を張ったギャグは笑えちゃう。アダムと男友達との会話は、下ネタ満載だけどなぜかうなずける。忙しくって恋愛できないもどかしさや、失敗ばかりの恋愛に飽き飽きする感じ、長い間Hできない切実さが痛いくらい良く分かるのです。それもそのはず、脚本は29歳のライター、エリザベス・メリーウェザーによるもの。仕事に恋に友達に、沢山の事をジャグリングしなければならない彼女世代の気持ちが見事に反映されています。

「時短」なんていう言葉がはやっちゃう世の中だから、恋愛も時短の対象なのかしら… 電話やメール、デートや旅行など、時間がかかることはすべて飛ばして、セックスだけをする合理的な関係を求める人は多いのかも。でも、体を重ねるうちに、いつの間にか心も重なっているのでは?

セックスと恋愛は本当に別物?
『抱きたいカンケイ』を観て、皆さんなりの答えを見つけてください。

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