先日ゴールデングローブ賞が発表されましたね。
おすすめしていた『レ・ミゼラブル』は、
・コメディー・ドラマ部門の作品賞
・ヒュー・ジャックマンが男優賞
・アン・ハサウェイが助演女優賞
を受賞しました!
それもそのはず、『レ・ミゼラブル』は普通のミュージカル映画とは違い、役者達がセットで本当に歌いながら演技をしているのです。
え、それって普通なんじゃない?と思われるかもしれませんが、ミュージカル映画を製作する際は、曲を数ヶ月前に録音し、セットでは録音された音楽にあわせて演技するのが当たり前だったよう。ところが、会ったこともない役者とのシーンを想像しながら曲を歌うのはかなり難しい… もちろん、曲に合わせて演技をするとなるとアドリブがきかず、演技の幅が狭くなってしまう。
この動画は『レ・ミゼラブル』がどのようにして撮影されたのかを描写したものです。
トム・フーバー監督が採用したオンセット録音の方法なら、曲のスピードも、リズムさえも役者がコントロールできるのです。アンが歌う「夢やぶれて」も時にはセリフのように、そしてサビではダイナミックにと、曲の中でも様々な表情が聞き取れます。
マリウスを演じたエディ・レッドメインはアンが歌う「夢やぶれて」を聞いた際、
「今まで何度も聞いてきた曲なのに、アンが歌っているシーンを見て、初めて歌詞の意味が伝わってきた」と言っています。
正に、どの曲も感情があふれ出すような歌いっぷりなんです!
同作品はアカデミー賞でも8部門でノミネートされています。
どんな結果になるのか楽しみです♪